2014/09/25 IT業界動向

液体にデータが保存できる!?スプーン1杯に1TB保存できる湿式情報ストレージ技術とは?

液体にデータが保存できる!?スプーン1杯に1TB保存できる湿式情報ストレージ技術とは? どんどんハードディスクの価格が下がり、大容量のハードディスクが購入しやすくなっていますが、なんとスプーン1杯で1TBものデータが保存可能という驚くべき新技術が開発されています!完成すればデータ保存に革命をもたらすかもしれない、次世代の湿式情報ストレージ技術を解説していきます。

湿式情報ストレージ技術

アメリカのミシガン大学とニューヨーク大学による研究チームが「Wet Information Storage」、日本語に訳すと「湿式情報ストレージ」という技術の開発研究を進めています。
「湿式情報ストレージ」は液体中に浮かぶナノ粒子クラスター(ナノ=10億分の1メートル)の塊を利用し、中央球の外側にナノ粒子を付けるという形式になっています。
ナノ粒子クラスターは0と1の2進法から成るビットよりも、大きな容量を保存できる可能性を秘めているそうです。

スプーン1杯に1TBが保存可能!?

冒頭でも触れましたが、「湿式情報ストレージ」ではスプーン1杯で1TBという大容量のデータを保存することが可能とされています。
研究チームが行ったシミュレーション計算によると、12個のナノ粒子で構成されたナノ粒子クラスターを3%の濃度で含んだ溶液には、スプーン1杯分に1TBのデータを保存可能であるという結果が出ています。
まだ研究段階なので、液体をデータの保存可能なハードディスクとして利用するには各クラスタの形の固定、データの読み取り方法をどうするかが課題となっています。
現行のiPhoneで一番大きい容量は64GBなので、スプーン杯で1TB=1,000GBはいかに小さい容れ物に大容量が入るのかが分かります。

液体にデータを保存するという可能性

まさか液体にデータが保存できるようになる未来がすぐそこに来ているとは思いもしませんでした。
「湿式情報ストレージ」だけでなく、SF映画やアニメで見たような空想上の様々な技術が現実になる日も近いのではないでしょうか。
現にGoogle Glassはウェアラブルコンピュータとして開発され、近未来の世界の技術が現実のものとなっています。
アニメ『攻殻機動隊』に登場する光学迷彩や電脳化など様々な技術も近い将来、現実のものになるのではないかと考えるとワクワクしてきますね。
ちなみに『攻殻機動隊』を例に挙げたのは筆者の趣味ですので、軽くスルーしてください。
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